筋トレで鍛える血管!
お身体の冷えやむくみは、血管のポンプ機能による
”血のめぐり”と直結しています。
心臓から最も遠い足は、心臓に押し返すポンプ力がたくさん必要です。
ふくらはぎが第二の心臓と言われる理由もそこにあります。
しかし現代では、デスクワークが多くお手洗いも洋式で日常生活で
スクワット、屈伸・・足首の運動をせず筋肉が退化しています。
ポンプ力が弱く、古くて冷えた血を心臓に戻せず、足にとどまってしまう。
それが原因です。
解消するには、ポンプ機能を再開する動きを取り入れればよいです。
そこで、空いた時間で筋トレです。
できる運動は拡張と収縮だけですが、血管も筋肉なので心臓の悪いかたは
無理しないで頂きたいですが
”温めて冷やす”筋肉の収縮拡張を繰り返すと効果があります。
また、数分間階段2~3階の上り下りを繰り返す・・
”踏み台昇降”したりすると、ふくらはぎに負担をかけポンプ機能を鍛えられます。
階段がなくても玄関や、お風呂場の段差を活用しても十分です。
むくみをそのまま放置してしまうと、静脈の弁が破壊され、
静脈瘤になる場合もあります。
私たちの体は使わないとどんどん弱くなるので血管の小さなトレーニングを
日々行うことは、病気の予防にも効果的なのでおすすめです。
就寝時、お足もとを少し高くして心臓に血が返ってくる状況にしたり、市販の
高温タイツなどの利用も良いです。
冷えについては、足の付け根、へそ周り(丹田)など大きな血管が通っている
部分を温めると体内がポカポカします。